HACCPとは、「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」という言葉の略語で、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を分析した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去、又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
食品衛生法等の一部を改正する法律が平成2018年6月13日に公布され、2021年には、原則すべての食品事業者に対してHACCPが義務化になりました。HACCPの義務化は、日本の食品の安全性の更なる向上を図ることを目的に、食品の製造、加工、調理、販売等を行う全ての食品事業者を対象としています。